neji&co. 『Sign』『Cue』

2020年に結成したダンスカンパニーneji&co.は、コロナと共に活動を開始し、これまでに『Sign』『Cue』『Cues』、そしてアーティスト・梅田哲也に振付を委嘱した『ドレスコード』を発表してきました。2022年は『Sign』『Cue』をリ・クリエーションし、再演します。両作品共にコロナの影響下で製作され、初演時には客席数を制限し、感染症対策を施した劇場で上演されました。そして現在もまた、変わらぬ状況下で作品制作に取り組んでいます。『Sign』は動きや出来事が起こる前兆として、形を読むことをテーマに制作されました。コロナ禍によって滞留した時間を前に進めるかのように、忙しなく動き続ける体と、短時間に凝縮された数多くの身振りによって構成されます。『Cue』は、ステイホーム、緊急事態措置等の待機継続下で、終わりの見えない、持続する現在から出るために、どのようなダンスが可能なのか、現在の「外」とは何か、また、体の「外」とは何か、という問いと共に制作されました。「Cue」はきっかけ、手係り、合図を意味します。また、舞台作品でパフォーマーが登場する、退場する、音響や照明が変化するなど、公演中に起こる様々な出来事のきっかけを「キュー」と言います。 様々なキューを体に作用させ、持続する現在の外に出ることを試みます。

日時
4月8日(金) 18:00
4月9日(土) 14:00/18:00
4月10日(日) 13:00
・受付開始・開場は開演の30分前
・上演時間予定 70分
 
チケット
[自由席/日時指定/税込]
一般 [前売・当日] 2,500円
25歳以下 [前売・当日] 1,500円
18歳以下 [前売・当日] 無料
 
※25歳以下チケット・18歳以下チケットの方は、当日の受付にて証明できるものをご提示ください。
※車椅子でご来場の方は、ご予約時にお知らせください。
※開演後はしばらくご入場いただけない場合がございますのでご了承ください。
 
チケット取り扱い
▽THEATRE E9 KYOTO
 
キャスト/スタッフ
構成・演出・振付・出演|捩子ぴじん
出演|大谷悠、畑中良太、益田さち、持木永大
舞台監督|脇田友(スピカ)
照明|中山奈美
音響|mizutama
衣装|増田美佳
宣伝写真|前谷開
記録撮影|脇田友(スピカ)
制作協力|中山佐代

クレジット
主催・企画製作| neji&co.
共催|THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
助成|公益財団法人セゾン文化財団、芸術文化振興基金補助事業
THEATRE E9 KYOTO 第2期アソシエイトアーティスト
協力|HAPS、FIGYA、新原伶、川島麻由奈、片山知音、相馬優衣、
西田早希、横田由真、駒優梨香、吉岡ちひろ、塩見由莉耶、高木里桜、
川島玲子、岩元さやか

お問い合わせ
neji&co.
MAIL : nejiandco.kyoto@gmail.com
WEB : http://nejiandco.com

neji&co. (ねじあんどこー)
ダンサー・振付家、捩子ぴじんが主宰するカンパニー。未来への展望を得るための振付として設立され、2020年より京都を拠点に活動する。

捩子ぴじん (ねじ・ぴじん)
ダンサー、振付家、neji&co.主宰。2004年まで舞踏カンパニー、大駱駝艦に所属する。舞踏で培われた身体を元に、自身の体に微視的なアプローチをしたソロダンスや、ダンサーの体を物質的に扱った振付作品を発表する。2020年にカンパニー“neji&co.”を設立し、活動を開始する。目的を持たず、動いた瞬間に消え去ってしまう身振りと、それらを作品として統合する劇場の空間、舞台芸術の時間に注目し、ダンス作品を製作している。2011年、横浜ダンスコレクションEX審査員賞、フェスティバル/トーキョー公募プログラムF/Tアワード受賞。2016年、Our Masters土方巽「異言/glossolalia」キュレーター。2021-2023年度THEATRE E9 KYOTOアソシエイトアーティスト。2022-2024年度セゾン文化財団セゾン・フェロー。